巴川
巴川
日本、清水
伝説の和紙
伝説の和紙
1914年、静岡県清水町に友枝川製紙株式会社が設立された。
社名は、生産現場の近くを流れる巴川に由来する。105年経った現在、トモエリバーは元々カタログ用の紙として生産され、現代の文具愛好家の間で最も人気のある紙のひとつとなっている。
一般的なノートが80～100gの紙を使うのに対し、トモエリバーはわずか52g。その薄さにもかかわらず、万年筆インクとの相性は抜群。
卓越したパフォーマンス
卓越したパフォーマンス
トモエリバー紙は、こぼれを最小限に抑えながら、輝きや陰影といったインクの特性を際立たせることに優れている。
持続可能な森林の木から作られたパルプを使用しているため、万年筆愛好家やカリグラフィ・アーティストにとって夢のキャンバスとなる。この紙は、多くの万年筆インクが持つ輝き、きらめき、カラーバリエーションを引き立て、生き生きとした魅力的な書き味を提供する。
紙の柔らかさはカリグラフィーにも有効で、きれいで正確な線を描き、作品の一筆一筆を完璧なものにするのに役立つ。
巴川製紙の歴史
巴川製紙の激動の歴史
日本の友枝川では、7号機がトモエリバー紙の生産を終了しようとしていた。まもなく静岡の9号機に移され、2021年10月末まで「新しい」トモエリバー紙が生産されることになる。ペン界のざわめきはますます大きくなっている。新」TRの大量購入は、トモエリバー紙の完全生産中止の発表にすぐに続いた。
幸いなことに、三善製紙が救済に乗り出し、「新しい」トモエリバーの残りの在庫だけでなく、トモエリバーの権利も買い取った。三善は日本最大の製紙コングロマリットの一員であるため、トモエリバーの将来は長期にわたって安泰と思われ、文具業界と筆記具業界はため息をついた。
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